TIA(一過性脳虚血発作)は私が3年連続して脳梗塞を発症した結果、
診断された病気です。
症状はいわゆる脳梗塞の症状で、私の場合は右腕の肘から先が動かなくなりました。
通常の脳梗塞では他の体の部位にも障害が
(私の場合なら右足とか口のろれつが回らないとか)出やすいのですが、
それらは発症せずに右腕の障害も間もなく消えてしまいました。
すぐに救急車で病院で処置してもらったので、後遺症も残りませんでしたが、
この病気は対応を怠ると大変なことになることがわかりました。
TIA(一過性脳虚血発作)は重篤な脳梗塞の前兆
TIA(一過性脳虚血発作)は、手足の運動障害、言葉の障害などの脳卒中(脳梗塞)の
症状が短時間に消失してしまう発作です。
脳内の血管の中で、小さな血栓が一時的に血管を閉塞させて血液を供給している脳細胞の
血液量が減少することで、体の部位に麻痺等の神経症状が発症します。
これらの症状は何らかの理由で血流が再開して、短時間(数分~1時間)で回復するので
そのまま放置して病院受診が遅れることが多いです。
しかし、この発作はその後に重篤な脳梗塞を発症する前兆で、TIA発症後に適切な処置を
しないと48時間以内に重い脳梗塞を起こすことが多いそうです。
脳梗塞が発生したら躊躇せずに救急車を呼ぶ!
TIAを含む脳梗塞は発症後の治療開始時間によって、その後の後遺症等予後に大きく影響します。
一時的に症状が無くなっても、119で救急車を呼んですぐに治療を始めることが必要です。
コメント